八つ墓村 【1977年製作:映画】
「八つ墓村」のイメージというと、
やはり、
「八つ墓村の祟りじゃ~」という台詞ですかね。
子供だったので、
映画の中身も何も知らなくて、
「八つ墓村の祟りじゃ~」の台詞だけは、
子供たちの間でも流行っていましたね。
ちなみに、
「八つ墓村」が、
金田一耕助シリーズだと知ったのは、
この映画をかりるときですかね。
そのくらい何も知りませんでした。
そして、
困ったことに、
予約してから家に届くまで、
かなりの月日がたっていたので、
金田一耕助シリーズだということも失念していて、
映画を見てから、
あれ、この映画金田一耕助シリーズなの、
と思ってしまったほどです。
いかんですなあ。
大体、
物語のスタートが、
萩原健一が出てくるシーンから始まるのですが、
全日空の社員として出てきて、
今までの金田一耕助の映画とは、
趣が違っているわけですよ。
尚且つ、
金田一耕助の登場が、
かなり後ろの方なんですな。
まぁ、
このおっさん誰やねん、
という感じで、
渥美清の金田一耕助が出てくるんですけどね。
いやー、
渥美清と金田一耕助。
全く繋がりません。
繋がらないだけではなく、
ちょい役みたいな感じなんですよ。
最後の方で、
事件を推理するシーンがあるのですが、
これまた実に淡泊。
探偵推理映画という感じではないです。
洞窟でのシーンとか、
どちらかというと、
サスペンス物ぽい感じです。
間違ってもサスペンス映画ではないですよ。
あくまでも、
どちらかというと、
と言うレベル。
そんなわけで、
アチキ的には、
この映画が金田一耕助シリーズとなると、
ちょっと残念な部類の映画になります。
やはり推理物としての見応えがないのが残念でしたね。
でも金田一耕助シリーズだと思わなければ、
裂孔楽しめた映画ではあります。
やはり、
「八つ墓村の祟りじゃ~」という台詞ですかね。
子供だったので、
映画の中身も何も知らなくて、
「八つ墓村の祟りじゃ~」の台詞だけは、
子供たちの間でも流行っていましたね。
ちなみに、
「八つ墓村」が、
金田一耕助シリーズだと知ったのは、
この映画をかりるときですかね。
そのくらい何も知りませんでした。
そして、
困ったことに、
予約してから家に届くまで、
かなりの月日がたっていたので、
金田一耕助シリーズだということも失念していて、
映画を見てから、
あれ、この映画金田一耕助シリーズなの、
と思ってしまったほどです。
いかんですなあ。
大体、
物語のスタートが、
萩原健一が出てくるシーンから始まるのですが、
全日空の社員として出てきて、
今までの金田一耕助の映画とは、
趣が違っているわけですよ。
尚且つ、
金田一耕助の登場が、
かなり後ろの方なんですな。
まぁ、
このおっさん誰やねん、
という感じで、
渥美清の金田一耕助が出てくるんですけどね。
いやー、
渥美清と金田一耕助。
全く繋がりません。
繋がらないだけではなく、
ちょい役みたいな感じなんですよ。
最後の方で、
事件を推理するシーンがあるのですが、
これまた実に淡泊。
探偵推理映画という感じではないです。
洞窟でのシーンとか、
どちらかというと、
サスペンス物ぽい感じです。
間違ってもサスペンス映画ではないですよ。
あくまでも、
どちらかというと、
と言うレベル。
そんなわけで、
アチキ的には、
この映画が金田一耕助シリーズとなると、
ちょっと残念な部類の映画になります。
やはり推理物としての見応えがないのが残念でしたね。
でも金田一耕助シリーズだと思わなければ、
裂孔楽しめた映画ではあります。
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屋根裏の散歩者 【1994年製作:映画】
江戸川乱歩生誕100周年記念作品の「屋根裏の散歩者」です。
当然、
そんな記念作品と言うのは知りませんでした。
監督は、
実相寺昭雄です。
主演は、三上博史。
そして、明智小五郎に嶋田久作というちょっと想像していなかった配役。
でも嶋田久作の明智小五郎が、
思っていた以上に良かった。
さて、
映像作品としては、
見たことがある「屋根裏の散歩者」ですが、
原作小説は、
読んだことがありません。
以前から一度キチンと江戸川乱歩作品を読んでみようとは思っているのですが、
中々、機会が無くて今日に至ります。
さて、
物語は、
下宿屋「東栄館」に越してきた郷田三郎(三上博史)が、
屋根裏に裏にある覗き穴を発見。
夜な夜な各部屋で行われる情事などを見て回ります。
そんな中、
いけ好かないと思っていた男の殺害を企てます。
そして、
それは見事に成功。
しかし、
明智小五郎の推理によって看破されるという展開。
最初の方と、
殺害を実行するところと、
最後の明智小五郎の推理の所は良かった。
だけど、
期待していた妖しさとか、
エロスを感じる事が出来なかったのは、
実に残念。
三上博史と嶋田久作が良かっただけに、
もったいない感じでしたね。
とは言え、
最後まで楽しめたので、
良かったかな。
一般の人でもレンタルして見る分には、
良いのではないでしょうか。
当然、
そんな記念作品と言うのは知りませんでした。
監督は、
実相寺昭雄です。
主演は、三上博史。
そして、明智小五郎に嶋田久作というちょっと想像していなかった配役。
でも嶋田久作の明智小五郎が、
思っていた以上に良かった。
さて、
映像作品としては、
見たことがある「屋根裏の散歩者」ですが、
原作小説は、
読んだことがありません。
以前から一度キチンと江戸川乱歩作品を読んでみようとは思っているのですが、
中々、機会が無くて今日に至ります。
さて、
物語は、
下宿屋「東栄館」に越してきた郷田三郎(三上博史)が、
屋根裏に裏にある覗き穴を発見。
夜な夜な各部屋で行われる情事などを見て回ります。
そんな中、
いけ好かないと思っていた男の殺害を企てます。
そして、
それは見事に成功。
しかし、
明智小五郎の推理によって看破されるという展開。
最初の方と、
殺害を実行するところと、
最後の明智小五郎の推理の所は良かった。
だけど、
期待していた妖しさとか、
エロスを感じる事が出来なかったのは、
実に残念。
三上博史と嶋田久作が良かっただけに、
もったいない感じでしたね。
とは言え、
最後まで楽しめたので、
良かったかな。
一般の人でもレンタルして見る分には、
良いのではないでしょうか。
妖星ゴラス 【映画】
これはすごい映画だなぁ。
何がすごいって、
スケール感がすごい。
そんじょそこいらのパニック映画では到底出来ないスケール感です。
まぁ、この映画のアイデアをそのまま今のCG技術で作ったら、
きっと観た人からすごいことを言われそうだけどね。
もちろんネガティヴな意見を。
と言う事で、
「妖星ゴラス」ですが、
1962年に制作されたSFパニック映画です。
太陽系外から巨大な恒星が飛来してきて、
このままでは地球にぶつかって人類滅亡というお話しです。
さて、ここらはネタバレなので、
この映画を見ようと思っている方は、
読まずに映画を見るのをお薦めします。
まずいきなり登場してきた宇宙ロケットが、
地球人類のために妖星ゴラスに飲み込まれてしまいます。
この宇宙船「隼」もその為に出てきた「やられ」ロケットの割には、
キチンと描かれていて、
「やられ」るまで、そんな存在のロケットだとは思いませんでした。
いやマジで、
このロケットが妖星ゴラスと戦って人類を救うヒーローになる雰囲気を持っていたんですよね。
妖星ゴラスは、刻々と地球目指して驀進してくる中、
国連を中心とした対策会議の結果、
ある決断をします。
それが、
地球の軌道を変えてしまうと言う作戦。
すげぇ~。
マジですか、と思いましたよ。
どう考えても妖星ゴラスの軌道を変えるとか、破壊する方が楽なような気がするし、
地球のためにもよいと思うのですが、
地球の軌道を変える方が簡単だという結論に納得してしまうアチキ。
南極に巨大ロケット推進器を建設して軌道を変える。
その工事している最中に巨大海獣が、いやいや巨大生物が現れる。
やっぱり日本の特撮映画には、
巨大生物がよく似合うなぁ、
という位の気持ちで見ましょう。
そして、遂に作戦決行になるんですが、
このあとどうなるのかは、
実際に見て確かめてください。
ちなみに、ラストは、
ハッピーエンドですよ。
こう言う大胆なアイデアが映画になった時代と言うことで、
実に素晴らしいです。
この作品は、まだ見たことがない特撮ファンには是非観て欲しいですね。
何がすごいって、
スケール感がすごい。
そんじょそこいらのパニック映画では到底出来ないスケール感です。
まぁ、この映画のアイデアをそのまま今のCG技術で作ったら、
きっと観た人からすごいことを言われそうだけどね。
もちろんネガティヴな意見を。
と言う事で、
「妖星ゴラス」ですが、
1962年に制作されたSFパニック映画です。
太陽系外から巨大な恒星が飛来してきて、
このままでは地球にぶつかって人類滅亡というお話しです。
さて、ここらはネタバレなので、
この映画を見ようと思っている方は、
読まずに映画を見るのをお薦めします。
まずいきなり登場してきた宇宙ロケットが、
地球人類のために妖星ゴラスに飲み込まれてしまいます。
この宇宙船「隼」もその為に出てきた「やられ」ロケットの割には、
キチンと描かれていて、
「やられ」るまで、そんな存在のロケットだとは思いませんでした。
いやマジで、
このロケットが妖星ゴラスと戦って人類を救うヒーローになる雰囲気を持っていたんですよね。
妖星ゴラスは、刻々と地球目指して驀進してくる中、
国連を中心とした対策会議の結果、
ある決断をします。
それが、
地球の軌道を変えてしまうと言う作戦。
すげぇ~。
マジですか、と思いましたよ。
どう考えても妖星ゴラスの軌道を変えるとか、破壊する方が楽なような気がするし、
地球のためにもよいと思うのですが、
地球の軌道を変える方が簡単だという結論に納得してしまうアチキ。
南極に巨大ロケット推進器を建設して軌道を変える。
その工事している最中に巨大海獣が、いやいや巨大生物が現れる。
やっぱり日本の特撮映画には、
巨大生物がよく似合うなぁ、
という位の気持ちで見ましょう。
そして、遂に作戦決行になるんですが、
このあとどうなるのかは、
実際に見て確かめてください。
ちなみに、ラストは、
ハッピーエンドですよ。
こう言う大胆なアイデアが映画になった時代と言うことで、
実に素晴らしいです。
この作品は、まだ見たことがない特撮ファンには是非観て欲しいですね。
テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画
妖女伝説セイレーンX ~魔性の誘惑~
いわゆるVシネマ系の作品ですな。
パッケージ販売を目的として、
安価な制作品で作品を量産するヤツです。
アメリカなんかだと、
ケーブルテレビ、いわゆる有料チャンネル用に映画とか制作して、
日本にもいっぱいはいってきます。
と言う事で、
「妖女伝説セイレーンX ~魔性の誘惑~」ですが、
これって、似たようなタイトルのシリーズ作品なんですね。
とはいえ、物語が繋がっているわけではなく、
設定的な繋がりだけというヤツです。
まぁ、エロスを売りにした作品と言うことで、
大人向けなんですが、
テイストとしては、ホラーの部類に入るのかな。
なので、主演の女優はAV嬢らしいです。
らしいというのは、
この女優さんをアチキが知らないから。
聞くところによると結構有名らしいんだよね。
一般紙にも、と言ってもアサ芸、大衆のような雑誌だけど、
連載コラムとか持っている(いた?)らしい。
アチキの愛読誌なのに、
記憶にないぞ、と言う事で、
アチキの興味をひくようなコラムではなかったというとか。
まぁ、余談が過ぎたが、
作品としては、こんなもんだろうという感じですね。
B級、C級映画を愛するアチキとしては、
この程度の作品はいっぱい観てきているからね。
ただ、この作品のメインであるエロス的な所は、
あまり期待しない方がよいです。
それなりに、裸とか、エッチなシーンはありますが、
物語の中の一部として演出されているので、
その程度の内容だと言うことです。
物語は、深夜番組のロケスタッフが、
ロケ中に雨宿り的に避難した洋館に、
そこにいた女主人が実は妖しい存在で、
男性は虜にされてしまうという展開。
ありがちではあるけど、
ラストの方は、頑張っているなあ、と言う展開で、
好感は持てましたね。
そんな感じの作品なので、
この手のモノが好きな人以外は、
お薦めしてもダメだろうな、と。
でもアチキとしては、
こういう作品の中からきらりと光る作品が出てきて欲しいという気持ちはありますね。
パッケージ販売を目的として、
安価な制作品で作品を量産するヤツです。
アメリカなんかだと、
ケーブルテレビ、いわゆる有料チャンネル用に映画とか制作して、
日本にもいっぱいはいってきます。
と言う事で、
「妖女伝説セイレーンX ~魔性の誘惑~」ですが、
これって、似たようなタイトルのシリーズ作品なんですね。
とはいえ、物語が繋がっているわけではなく、
設定的な繋がりだけというヤツです。
まぁ、エロスを売りにした作品と言うことで、
大人向けなんですが、
テイストとしては、ホラーの部類に入るのかな。
なので、主演の女優はAV嬢らしいです。
らしいというのは、
この女優さんをアチキが知らないから。
聞くところによると結構有名らしいんだよね。
一般紙にも、と言ってもアサ芸、大衆のような雑誌だけど、
連載コラムとか持っている(いた?)らしい。
アチキの愛読誌なのに、
記憶にないぞ、と言う事で、
アチキの興味をひくようなコラムではなかったというとか。
まぁ、余談が過ぎたが、
作品としては、こんなもんだろうという感じですね。
B級、C級映画を愛するアチキとしては、
この程度の作品はいっぱい観てきているからね。
ただ、この作品のメインであるエロス的な所は、
あまり期待しない方がよいです。
それなりに、裸とか、エッチなシーンはありますが、
物語の中の一部として演出されているので、
その程度の内容だと言うことです。
物語は、深夜番組のロケスタッフが、
ロケ中に雨宿り的に避難した洋館に、
そこにいた女主人が実は妖しい存在で、
男性は虜にされてしまうという展開。
ありがちではあるけど、
ラストの方は、頑張っているなあ、と言う展開で、
好感は持てましたね。
そんな感じの作品なので、
この手のモノが好きな人以外は、
お薦めしてもダメだろうな、と。
でもアチキとしては、
こういう作品の中からきらりと光る作品が出てきて欲しいという気持ちはありますね。
妖怪大戦争 【2005年劇場公開作品】
子供の頃、TVで「妖怪大戦争」を観て、
とてもおもしろかったのを記憶しており、
その作品のリメイクと言うことで期待して観ました。
監督も三池崇史氏だったし、
何かしらやってくれるだろうという期待もあったかな。
それ意外にも制作スタッフの中には、
水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきと言った錚々たる顔ぶれで、
まぁ、脚本が荒俣宏氏というところはちょっと引っかかりはしましたが、
この面子で期待しないはずはないわけです。
で、実際に観終わって感じたのは、
タイトルだけだったな、と。
とてもリメイクとは思えなかったです。
これだったらオリジナル新作として観た方が良いですね。
まぁ、過去の「妖怪大戦争」の内容はほとんど覚えていないのですが、
時代設定から何から何まで違っていました。
で、リメイクでの評価はおいといて、
新作映画としての評価も微妙な作品ですね。
主人公が小学生だというのは、
まぁ、営業的にも子供やファミリーを対象にした方が良いと言うことで分かるのですが、
そのおかげで何から何まで中途半端な子供向けになってしまった。
そして、ヒーローモノにしてしまったところも痛い。
ちょっと大人が観るには残念な物語になってしまったなぁ。
もうこうなると子供が観ておもしろいとか、怖いとか思ってくるかどうかの判断でこの映画の善し悪しが決まるのかなぁ。
せっかくだから子供だましではなく、
大人が観て満足できる妖怪映画を作って欲しいです。
ちなみに特撮CGに関しては、
実に良く出来ていました。
後は、画面の色彩とかも凝ってくれるようになるともっと良くなるでしょうね。
とてもおもしろかったのを記憶しており、
その作品のリメイクと言うことで期待して観ました。
監督も三池崇史氏だったし、
何かしらやってくれるだろうという期待もあったかな。
それ意外にも制作スタッフの中には、
水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきと言った錚々たる顔ぶれで、
まぁ、脚本が荒俣宏氏というところはちょっと引っかかりはしましたが、
この面子で期待しないはずはないわけです。
で、実際に観終わって感じたのは、
タイトルだけだったな、と。
とてもリメイクとは思えなかったです。
これだったらオリジナル新作として観た方が良いですね。
まぁ、過去の「妖怪大戦争」の内容はほとんど覚えていないのですが、
時代設定から何から何まで違っていました。
で、リメイクでの評価はおいといて、
新作映画としての評価も微妙な作品ですね。
主人公が小学生だというのは、
まぁ、営業的にも子供やファミリーを対象にした方が良いと言うことで分かるのですが、
そのおかげで何から何まで中途半端な子供向けになってしまった。
そして、ヒーローモノにしてしまったところも痛い。
ちょっと大人が観るには残念な物語になってしまったなぁ。
もうこうなると子供が観ておもしろいとか、怖いとか思ってくるかどうかの判断でこの映画の善し悪しが決まるのかなぁ。
せっかくだから子供だましではなく、
大人が観て満足できる妖怪映画を作って欲しいです。
ちなみに特撮CGに関しては、
実に良く出来ていました。
後は、画面の色彩とかも凝ってくれるようになるともっと良くなるでしょうね。
テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画
ヤッターマン 【映画:実写版】
タツノコプロの名作アニメ「ヤッターマン」が、
あの三池崇史監督に手によって映画化されるのを聞いたときは、
非常に驚いた。
アチキは三池崇史監督のファンですから監督の人選に関して、
期待半分、不安半分って感じでした。
当然、子供の頃に毎週のように楽しんでみていた「ヤッターマン」にも思い入れはあります。
だから三池崇史監督がどんな作品にしてしまうのか、
すご~く興味はありました。
実際、深田恭子のドロンジョばかりが取り上げられていて、
アチキとしてはその配役に「?」だったわけですが、
まぁ、それは些細なことと割り切って映画を観ましたよ。
想像以上でしたね。
物語の基本設定はアニメ「ヤッターマン」を踏襲しており、
それを約2時間の物語に上手くまとめていました。
長いアニメの話のポイントを上手くまとめたなぁ、という感じです。
特にドロンジョとヤッターマン1号こと高田ガンの恋物語はアニメでも描かれており、
ラストもアニメのラストをそのまんま取り入れていて、
アニメファンのツボをとらえた構成になっていました。
ドクロベエに関しては、
映画的にラスボス扱いでの悪役として登場しており、
アニメ版とは大幅に趣が変わっていました。
その演出的な展開は映画という限られた時間内でメリハリをつけなければならないという所では納得できたけど、
「ヤッターマン」という作品としてはちょっと不満が残りましたね。
それは、ドロンジョ的大人の色気が深田恭子では無理だったなぁ、
と感じた事よりも大きかったですねぇ。
映像的には、想像以上に良く出来ていました。
細かいところでの作り込みも良く出来ていたし、
妥協せずに作っていった感じは映像からひしひしと感じられましたね。
アチキとしては、
続編を希望したいのですが、
それ以上に同じタイムボカンシリーズ作品の「逆転イッパツマン」を希望したいです。
いやいや、思っていた以上の出来に満足した「ヤッターマン」でした。
あの三池崇史監督に手によって映画化されるのを聞いたときは、
非常に驚いた。
アチキは三池崇史監督のファンですから監督の人選に関して、
期待半分、不安半分って感じでした。
当然、子供の頃に毎週のように楽しんでみていた「ヤッターマン」にも思い入れはあります。
だから三池崇史監督がどんな作品にしてしまうのか、
すご~く興味はありました。
実際、深田恭子のドロンジョばかりが取り上げられていて、
アチキとしてはその配役に「?」だったわけですが、
まぁ、それは些細なことと割り切って映画を観ましたよ。
想像以上でしたね。
物語の基本設定はアニメ「ヤッターマン」を踏襲しており、
それを約2時間の物語に上手くまとめていました。
長いアニメの話のポイントを上手くまとめたなぁ、という感じです。
特にドロンジョとヤッターマン1号こと高田ガンの恋物語はアニメでも描かれており、
ラストもアニメのラストをそのまんま取り入れていて、
アニメファンのツボをとらえた構成になっていました。
ドクロベエに関しては、
映画的にラスボス扱いでの悪役として登場しており、
アニメ版とは大幅に趣が変わっていました。
その演出的な展開は映画という限られた時間内でメリハリをつけなければならないという所では納得できたけど、
「ヤッターマン」という作品としてはちょっと不満が残りましたね。
それは、ドロンジョ的大人の色気が深田恭子では無理だったなぁ、
と感じた事よりも大きかったですねぇ。
映像的には、想像以上に良く出来ていました。
細かいところでの作り込みも良く出来ていたし、
妥協せずに作っていった感じは映像からひしひしと感じられましたね。
アチキとしては、
続編を希望したいのですが、
それ以上に同じタイムボカンシリーズ作品の「逆転イッパツマン」を希望したいです。
いやいや、思っていた以上の出来に満足した「ヤッターマン」でした。
テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画
容疑者Xの献身 【映画】
東野圭吾原作の「容疑者Xの献身」を映画化。
といってもTVドラマ「ガリレオ」の流れをくんでの映画化なので、
当然のようにキャストは同じだし、
原作に登場しない内海薫刑事(柴咲コウ)が出てくるし、
原作ファン以上にTVドラマのファンを狙った映画化って感じだね。
TVドラマ「ガリレオ」の時にも書きましたが、
原作小説は読んだことありません。
なので、原作との比較は出来ないので、
何の予備知識もない状態で見た感想だと思ってください。
良く出来たミステリーだと思います。
ちょっとずるいとは思いましたが、
ミスリードをさせているといわれてしまえばそれまでかな。
浮浪者がいなくなっているシーンで気づくべきだったのかもしれませんが、
あまりにもさらりと流されているので、
気にはなっていたのですが、
それ以上考えが及ばなかったなぁ。
何の話かというと、事件のトリックの話ですね。
天才対天才の物語です。
「ガリレオ」の時にも画きましたが、
やっぱり、森博嗣氏のS&Mシリーズを思い出してしまうよなぁ。
S&Mシリーズでは、犀川創平対真賀田四季って感じですか。
「容疑者Xの献身」では湯川学(福山雅治)対石神哲哉(堤真一)です。
原作でのイメージはどうか知りませんが、
映画での堤真一はよかったですよ。
天才であり、人間であり、
最後の最後で人間らしい感情が表れてしまいミスを犯してしまう。
花岡靖子(松雪泰子)に残した手紙、
アレは必要なかった。
天才石神哲哉が人間石神哲哉になってしまった。
きっと自殺しようとした段階で天才から人間になってしまったのかもしれないけど、
天才として花岡親子を守ることが使命であったなら天才のママ終わって欲しかった。
映画を観ている人も人間として最低だと思われるようなまま終わった方が良かったと思う。
湯川学に「あいつらしくない」と言わせれば良かったのに。
どうしても湯川学に事件を解決させてやりたかったんだろうなぁ。
事件の全容はきっとコウだったと湯川学に語らせて、
しかし、証拠がないから石神哲哉が見立てたとおりに物事は進み、
数十年後に花岡親子に手紙が届くようにしたらどうだっただろう。
(アチキ的には数十年後の手紙もない方がよいが観ている人は納得しないから必要かな)
まぁ、アチキの好みの話なので、
映画のラストの方が一般ウケは良いんだろうなぁ。
基本的に「天才」対するイメージの相違かもしれんなぁ。
実際、TVドラマや小説を読んでいなくてもこの一本で十分楽しめる作品ではありますね。
といってもTVドラマ「ガリレオ」の流れをくんでの映画化なので、
当然のようにキャストは同じだし、
原作に登場しない内海薫刑事(柴咲コウ)が出てくるし、
原作ファン以上にTVドラマのファンを狙った映画化って感じだね。
TVドラマ「ガリレオ」の時にも書きましたが、
原作小説は読んだことありません。
なので、原作との比較は出来ないので、
何の予備知識もない状態で見た感想だと思ってください。
良く出来たミステリーだと思います。
ちょっとずるいとは思いましたが、
ミスリードをさせているといわれてしまえばそれまでかな。
浮浪者がいなくなっているシーンで気づくべきだったのかもしれませんが、
あまりにもさらりと流されているので、
気にはなっていたのですが、
それ以上考えが及ばなかったなぁ。
何の話かというと、事件のトリックの話ですね。
天才対天才の物語です。
「ガリレオ」の時にも画きましたが、
やっぱり、森博嗣氏のS&Mシリーズを思い出してしまうよなぁ。
S&Mシリーズでは、犀川創平対真賀田四季って感じですか。
「容疑者Xの献身」では湯川学(福山雅治)対石神哲哉(堤真一)です。
原作でのイメージはどうか知りませんが、
映画での堤真一はよかったですよ。
天才であり、人間であり、
最後の最後で人間らしい感情が表れてしまいミスを犯してしまう。
花岡靖子(松雪泰子)に残した手紙、
アレは必要なかった。
天才石神哲哉が人間石神哲哉になってしまった。
きっと自殺しようとした段階で天才から人間になってしまったのかもしれないけど、
天才として花岡親子を守ることが使命であったなら天才のママ終わって欲しかった。
映画を観ている人も人間として最低だと思われるようなまま終わった方が良かったと思う。
湯川学に「あいつらしくない」と言わせれば良かったのに。
どうしても湯川学に事件を解決させてやりたかったんだろうなぁ。
事件の全容はきっとコウだったと湯川学に語らせて、
しかし、証拠がないから石神哲哉が見立てたとおりに物事は進み、
数十年後に花岡親子に手紙が届くようにしたらどうだっただろう。
(アチキ的には数十年後の手紙もない方がよいが観ている人は納得しないから必要かな)
まぁ、アチキの好みの話なので、
映画のラストの方が一般ウケは良いんだろうなぁ。
基本的に「天才」対するイメージの相違かもしれんなぁ。
実際、TVドラマや小説を読んでいなくてもこの一本で十分楽しめる作品ではありますね。