姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) 【小説】

    姑獲鳥の夏。
    知らない人は読めません。
    あたりまですね。
    「うぶめのなつ」と読みます。

    お題にしていそうでしていなかったタイトルです。
    推理小説です。

    京極夏彦
    すごい名前ですねぇ。
    銀色夏生もすごいけど。

    これ、めちゃくちゃおもろかったですわ。

    で、ここから下は、ネタばれになっているので読もうかなぁ、
    なんて思っている人がいたら、読むのを止めましょう。

    ちなみに犯人は、書きませんが、これを読んでしまうと、
    かなり前半で犯人が分かってしまうことを書いてしまうかもしれません。

    あしからず。

    まぁ、この後の「魍魎の筺」でも、
    途中で事件の犯人が見えてしまうのですが、
    それでもやっぱりオモロイです。

    いわゆる京極夏彦推理小説は、
    犯人を捕まえるための推理トリックがメインではないのです。

    推理部分よりも物語としてのおもしろさがあるのです。
    一言でいえばキャラクター性でしょう。

    作中人物が実に生き生きとしています。
    面白いです。

    主人公は、一応います。
    要するにワトソンくんですが物語の馬鹿を引き受けてくれています。
    京極堂(古本屋の親父)の難しい話を一般ピーポーを代表していろいろきいてくれたりします。

    しかし、ストーリーテラーですよね、京極夏彦は。

    推理小説は、書くのがとっても難しいのです。
    なぜかというと、トリックや犯人を作者は知っているからなのです。

    だから探偵ものには一人称の形態をとっているものが多いんですよ。

    知らないフリは、
    一歩間違えると隠す行為になってしまうのです。
    これでは、読者も興ざめです。

    だから作者は、読者をだますためにいろいろ考えるわけですよ。
    誘導尋問したり、暗示をかけたり、小さな嘘をついて大きな嘘を隠したり。
    ホント手を変え品をかえ、苦労して書いていると思いますよ。

    で、姑獲鳥の夏ですが、その辺がうまいです。
    願望充足。思った通り。
    なかなかどうして、こんな仕掛けでよく最後まで物語を引っ張れる。

    後半にいくと、読者が思っている考えていた犯人やトリックが解明されていくのですが、
    その導きが超うまい。

    やばめです。

    だんだん、中身について書きたくなってきました。

    閑話休題。

    物語は、ちょっと昔の日本が舞台です。
    なので、文字も旧仮名遣いや旧漢字が多いです。
    それがまた、良い雰囲気を出しています。
    このあたりは、グラフィックデザイナーとしてのこだわりなのでしょう。
    文字切りもそうですけど。

    何となく、世界の雰囲気は「ランボー」です。
    近代化の走り。何でも出来そうな未来と、魑魅魍魎なんでもありジャンの昔。
    隣の田悟作を殺したのは、甚平沼の河童だべさ。
    が、通じてしまう世界。

    人と神がふれあっていられたぎりぎりのライン。

    そんな時代設定も相まって、実にうまく嘘をついています。

    推理は、これ以上合理的な解釈はないだろうと思わせるくらい、
    実に科学的に論理的に現実的に進められていきます。

    このへんがうまいですねぇ。
    京極堂の親父は。
    世の中には科学的に論理的に現実的に曖昧なものってあるんですよ。
    そのアタリをうまくつついてくれます。

    だから「おいおい」とつっこみたくなるような事でもそう言うこともあるだろうと、
    思わせるアタリ、うまかっちゃんです。

    おもろい推理小説が読みたかったら、
    一度読んでみてくださいませです。

    きっとあなたも京極堂のと・り・こです。




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    テーマ : 推理小説・ミステリー
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    tag : 京極夏彦 妖怪 犯罪 探偵 推理

    ゲームボーイアドバンスパーフェクトカタログ 【雑誌/ムック】

    ゲームボーイアドバンスのハードとゲームソフトのカタログですね。

    他のゲームソフトのカタログ本もそうですが、
    あくまでもカタログなので、
    各ゲームソフトの紹介文は、
    短いです。

    それでも、
    知らなかったゲームとかを見ては、
    プレイしてみたいな、
    なんて思ったりします。

    基本、
    ゲームソフトは、
    発売されているのは、
    全て紹介されているようです。

    アチキは、
    全て知っている分けではないので、
    何かが抜けていたとしても分かりませんけど。

    ハードの解説に関しては、
    それなりのページを割いているので、
    読み応えがあります。

    究極の2D表示のゲーム機として作られていたんですな。

    携帯機ですから、
    取捨選択も据え置き機に比べれば、
    大胆にならざるを得ないでしょうしね。

    当時としては、
    3DCGの表示は当然可能だったし、
    流れはそちらに向かっている中での話ですから、
    ある意味、
    英断でしたね。

    3Dが弱くても、
    しっかり、
    ハードもソフトも売れたわけですから。

    昔は、
    最新の映像とか、
    最新の部分を追っかけていたので、
    同じゲームソフトなら、
    リメイクやハード性能の高いハードに移植された方を積極的にプレイする感じでしたが、
    今は、
    レトロゲームブームだからと言うわけではなく、
    アチキ自身が年取った性もあるとは思いますが、
    古いゲームのグラフィックも味があると認識できるようになったので、
    新旧関係なく遊んでいますね。

    だから、
    このようなカタログ本も買って、
    どんなのがあるのかな、
    なんて眺めたりするわけですけど。

    まぁ、
    中には、
    プレイしてみたいな、
    と思っても、
    なんかとんでもない金額でしか買えないのもあったりしますが、
    それを選ばなくても、
    他にも一杯遊んでみたいのがあるので、
    逆に、
    こういうカタログ本のおかげで、
    そう言うのが増えたって感じで、
    重宝しています。





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    セガサターンパーフェクトカタログ 【雑誌/ムック】

    いつでるかなー、
    と思っていたセガサターンのゲームソフトカタログです。

    アチキの中では、
    ゲーム機としては、
    一番愛着があるというか、
    好きなハードですね。

    ゲームソフトもそれなりに持っていまして、
    ブログネタとしては、
    それほどでもないですが、
    何しろセガサターンに限らず、
    購入してプレイしていない積ゲーは、
    かなりあるので、
    順次プレイしてネタにするつもりではありますけど。

    さて、
    このカタログ本ですが、
    やはりというか、
    一番楽しく読めたのが、
    巻頭のハードの説明の所ですね。

    まさに複雑な機構のハードだな、
    と。

    おかげで、
    ハードの性能を引き出したゲームソフトを作るのは、
    それなりにスキルがいるな、
    と言うのがよく分かる感じでした。

    実際、
    プログラムの技術的な進歩を、
    如実に感じられたのもセガサターンのゲームソフトって感じでしたね。

    良くも悪く持って感じですけど。

    特に3DCGに関しては、
    本当にプログラム技術が歴然と出る感じでした。

    当時のライバルであったプレイステーションは、
    どこが作っても3DCGの見た目は、
    それほど差はなく、
    どこが作っても綺麗で、
    素人目に分かりやすかったです。

    一方、
    セガサターンは、
    どんなに頑張って凄いのを作ってきても、
    見た目では、
    プレイステーションには敵いませんでした。

    もちろん、
    アチキの主観での話です。

    そんな感じではありますが、
    アチキ的には、
    ゲームのおもしろさだけでなく、
    作っている制作者の技量というか、
    がんばりを見た目で感じられたので、
    ついつい、
    応援したくなってしまったのですな。

    そんなわけで、
    セガサターンの全てのゲームをプレイしてみたい、
    と思うこともなきにしもあらずですが、
    どんなゲームソフトが発売されているのか、
    一覧で確認できるのは、
    前々から欲しいと思っていたのですよ。

    まぁ、
    それは、
    セガサターンに限らずですけどね。

    なので、
    各ハードごとのカタログ本を買っているわけです。

    残念なのは、
    紹介されているゲームをプレイしたいと思ってもね
    プレイする時間がないことですかね。

    そう言う意味では、
    本当のゲーム好きではないということでしょう。

    時間を使う優先度としては、
    一番ではないですからね。

    でも、
    ゲームは好きですよ。





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    NINTENDO64パーフェクトカタログ 【雑誌/ムック】

    ニンテンドウ64のカタログですね。

    発売当時は、
    話題になっていたし、
    期待していたし、
    それこそ、
    発売からそれほどたたずに買った記憶がありますよ。

    それこそ、
    「スーパーマリオ64」が、
    まだ新鮮な頃、
    買ってプレイしていましたしね。

    結局、
    星は集めきれませんでしたけど。

    実におもしろかった。

    その後、
    マリオカートにスターフォックス、
    007とかプレイしたなー。

    オウガバトルも買ったけど、
    まだプレイしていなかったりするし。

    そんなわけで、
    楽しんで読んだのですけど、
    一番おもしろかったのは、
    ハードの説明ですかね。

    やっぱり凄いマシンだったな、
    と改めて思いました。

    今のゲーム機は、
    もっと凄いけど。

    そして、
    思った通りというか、
    このハードは、
    日本での人気ジャンルRPGが、
    ほとんどない。

    それこそ、
    片手くらいしかない。

    ハードが売れなかったから、
    ソフトの供給もそれなり、
    って事だったんでしょうけど、
    もう一つ、
    ロムカートリッジの容量の問題と、
    製作の手間暇の問題もあったのかな、
    と。

    もちろん、
    ハードが凄い売れていたら、
    そんなこともなかったと思うけどね。

    実際、
    ソフトが少なくて、
    あっと言う間に見終わってしまいましたよ。

    スーパーファミコンのカタログなんか、
    数が多いから、
    凄く読み応えあったし。

    でも、
    数は少ないけど、
    プレイしてみたいゲームは、
    かなりありましたよ。





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    スーパーファミコンパーフェクトカタログ 【雑誌/ムック】

    スーパーファミコンのハードとゲームソフトを、
    網羅したカタログです。

    ハードの方は、
    アチキ的には、
    それほど重要視していないのですが、
    まぁ、
    読んでいると楽しい内容になっています。

    カタログと言うよりも、
    色々な説明などがあって、
    読み応え十分です。

    カタログ的にハードを照会したら、
    数ページで終わってしまうところを、
    色々と書いていて、
    それなりにボリュームがあります。

    そして、
    メインのゲームソフトカタログの部分ですね。

    国内で、
    発売されたタイトル数は、
    1447タイトルということです。

    いやー、
    さすがの数ですね。

    なので、
    それなりにスーパーファミコンのゲームは、
    知っているつもり、
    見たことがある、
    と言うのも含めての話ですが、
    始めて目にする物の方が多いです。

    特にマイナージャンルというか、
    自分的に興味のないジャンルは言うに及ばず、
    興味のあるRPGとか、
    AVGとか、
    RCGとか、
    SLGとか、
    ホント、
    知らないのが多く、
    簡単なしょぅかいぶんしかありませんが、
    プレイしてみたいなー、
    と思うのが一杯あります。

    他のハードも含めて、
    本当に色々とプレイしてみたいのが多いので、
    死ぬまでに全てプレイするのは無理だな、
    と。

    なので、
    手に入りやすいとか、
    家にある積ゲーからとか、
    少しずつ遊んでいくしかないですな。





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    ルパン三世 DEAD OR ALIVE 【アニメ:映画】

    劇場版6作目です。

    こうしてカウントしてみると、
    結構映画になっているんですね。

    アチキの印象は、
    二作品なんですけどね。

    やっぱり、
    映画館で見ていないからかな。

    と言う事で、
    この作品の目玉は、
    なんと言っても、
    原作者のモンキー・パンチ氏が、
    監督を務めたという所ですかね。

    それは、
    公開される前から知っていて、
    予告で見ていたんですよね。

    キャラクターデザインも、
    そらまめルパンではなく、
    マンガに近いデザインになっています。

    内容は、
    獲物を狙う話と言うよりも、
    殺し屋たちや軍などの敵と、
    そして、
    殺人マシンとの戦いといった、
    どちらかというとね
    戦闘的なアクションが主体の内容になっているかな。

    なので、
    キャラクターデザインの雰囲気もあって、
    今までとは、
    ちょっと違ったルパン三世だな、
    と。

    良くも悪くも、
    って感じです。










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    ルパン三世 くたばれ! ノストラダムス 【アニメ:映画】

    ルパン三世のアニメ映画としては、
    5作品目になります。

    劇場作品だったんですね。

    知りませんでした。

    予告編とか、
    テレビスポットで流れていたようですが、
    見たかなー、
    ってくらいの印象ですよ。

    まぁ、
    映画館で見た事があるのは、
    一作目と二作目だけですからね。

    両方とも、
    映画館は、
    閑古鳥が鳴いていましたよ。

    さて、
    劇場版かどうかよりも、
    この作品は、
    ルパン三世の声が、
    山田康雄氏の突然の死により、
    栗田貫一氏が代役として、
    初登場した作品ですね。

    ここで、
    古川登志夫氏ではなく、
    栗田貫一氏というところが、
    色々とあったんだろうなー、
    と言うのを物語っていますな。

    代役ということで、
    アチキ的には、
    古川登志夫氏よりも違和感ありまくりの栗田貫一ルパンでしたね。

    もうモノマネのルパンなので、
    すごく違和感ありました。

    まぁ、
    しばらくは、
    モノマネが続いて、
    モノマネでなくなるのは、
    もうしばらくかかりますけどね。

    そんなわけで、
    内容以上に、
    そのことが気になって気になって、
    見続けて慣れるしかないって感じでしたね。

    さて、
    内容ですが、
    日本ではとても有名なミッシェル・ド・ノストラダムスの予言書が登場します。

    予言書の内容と同じ事が起きるのですが、
    まぁ、
    予言の言葉は凄いのですが、
    起きていることは、
    それほど出もないといった感じではありますが、
    予言通りになっていて、
    その一つにルパンが巻き込まれることになります。

    そこから、
    失われた予言書を巡っての争奪戦が始まるといった感じです。

    劇場作品なので、
    クオリティは、
    それなりに高いですが、
    TVスペシャルとの差は、
    それほど感じないかな。

    まぁ、
    内容は、
    悪くはないのですが、
    やっぱり、
    声だけは、
    もう一度、取り直しても良いのではないかな、
    と思える感じですよ。

    もちろん、
    今の栗田貫一氏なら、
    モノマネではないルパン三世を演じてくれると思うので、
    良い物になると思いますけどね。










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    ルパン三世 風魔一族の陰謀 【アニメ:映画】

    あまりいい評判を聞いたことがないのですが、
    アチキは、
    結構、
    お気に入りの作品です。

    やはり、
    キャストが総入れ替えになっているので、
    その部分で、
    見ていない方も多いのかな、と。

    反発もあったりするでしょうし。

    アチキも、
    はじめは、
    なんで入れ替えるの、
    と思ったものです。

    キャスト全員元気だったしね。

    でも、
    見ると、
    これが、
    悪くない。

    たぶん、
    声優さんも凄いプッシャーがあったと思うんですよね。

    そんな中、
    さすがベテランの仕事と思わせる出来で、
    声だけでなく、
    作画のクオリティも高く、
    期待していなかった分、
    いい出来でビックリという感じでした。

    なので、
    声優的な部分で、
    敬遠してみていない方は、
    是非、
    一度騙されたと思って見て欲しいですね。

    思っているよりも、
    悪くはないと思いますよ。

    さて、
    内容の方ですが、
    こちらは、
    タイトルからも推察できると思うのですが、
    風魔のお宝が今回の獲物になります。

    忍者とくれば、
    石川五ェ門ですよ。

    と言う事で、
    石川五ェ門の出番も多いエピソードです。

    機会があったら、
    是非、
    レンタルして見てくださいな。

    ある意味、
    幻の作品って感じですから。





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    宇宙の騎士テッカマンブレード 【アニメ】

    「宇宙の騎士テッカマン」ときいて懐かしいと思った人は、
    少なくとも三十を過ぎた人でしょう。

    宇宙の騎士ですよ、宇宙の騎士。
    タツノコプロです。
    タイムボカンシリーズを手がけたところです。

    で、今回は、
    ちょっと前に「ウテナ」ネタをやったときに話は戻ります。
    「ウテナ」を続けてみた後なんだ最近のTVアニメもすてたものではないな、
    ということになり現在進行形で「ツタヤ・TVアニメ月間」になっています。

    で、ウテナの後に「宇宙の騎士テッカマンブレード」を見たわけですが、
    まぁ、良かったです。
    いわゆる昔のテッカマンのリメイクになるのですが、
    設定とかは現代の子供たちに会わせて全くと言っていいほど違っています。

    リメイクといっても「ブレード」とついているのだから完全なリメイクではないのは重々承知していました
    けどね。

    だって、昔のテッカマンは
    地球が人間の環境破壊のせいで後何年も地球に住めないから、
    新しい星に移住しようというのが、
    根底にあって、
    そんな危機的状態の時に悪の宇宙人が地球を襲って来るという、
    とってもすばらしい話でありました。

    で、「宇宙の騎士テッカマンブレード」は、
    単に宇宙から謎の生命体が襲って来るというお話。

    でもSF的ガジェットは、今風だし、
    完全リメイクとは言えないけど、
    子供の頃に見たテッカマンの良いイメージは壊されることなく、
    最後まで楽しく見ちゃいました。

    で、続編的なテッカマンブレード・ツーなんてのも続けて見ちゃいました。
    まぁ、コレはナンというか、かんというか、こんなものでしょ、でしたけど。

    で、テッカマンブレードの後にリメイクもいいね。
    と思った私は、「勇者ライディーン」のリメイクをかりたのでした。
    その名も「超者ライディーン」ですよ。

    コレが、心の広く許容範囲の広い私でも最後まで見れないサイテーの作品でした。
    どうサイテーかは、あまり書きたくないので、書きません。
    「勇者ライディーン」は男の子向け。
    「超者ライディーン」は腐女子向けといった感じですか。
    おもしろければ、別に誰それ向けでもかまわないのだが、
    これは、困ったチャンでしたね。

    それもあって、「宇宙の騎士テッカマンブレード」のタツノコプロの作品に対する思い入れというか、
    大切にする気持ちのすばらしさを再認識したのでした。

    内容が全く違っても「テッカマン」という名前をいただいたからには「テッカマン」を
    オリジナルを越える作品を創ろうとするのがクリエイターで、
    そう言う姿勢で創られたのが「ブレード」なんだというのが、
    「ライディーン」のリメイクを見てほんっっっっとうに強く感じましたね。

    昔の作品に敬意を払う姿勢を「ライディーン」を制作したサンライズに少しでもあれば、、、、。
    巨大ロポットものが、
    戦隊ものになって、
    アイドルものになる。
    はぁぁぁ。

    そうそう悪口は書きたくない。

    テッカマンブレードは、
    昔「宇宙の騎士テッカマン」を楽しく見ていたおじさんたちには薦められるとっても良いお話です。

    ちょっとしたお遊びなんかもあったりして。

    基本は、兄弟愛。
    そして、ラブロマンス。

    なんか、いい感じの作品でしたね。





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    ルパン三世 バビロンの黄金伝説 【アニメ:映画】

    ルパン三世の劇場版三作目のアニメ作品ですね。

    マモー、
    カリオストロ、
    と続き、
    実は、
    この作品になる前に、
    押井守が監督する予定だったルパン三世の製作が発表されていて、
    アチキも含めて、
    かなりのファンたちが、
    期待していたのですが、
    突然降板になり、
    このタイトルが発表されたといった感じですね。

    押井守作品が、
    事前情報の断片的な物から推測すると、
    凄くシリアスな感じの物語になるんだろうな、
    と。

    なんか、
    得体の知れない塔のイメージボードがあったりして、
    何か塔が出てくるんだろうな、
    みたいな感じの印象が、
    アチキの中にあって、
    「バビロンの黄金伝説」のタイトルを見た時に、
    その辺のアイデアというか、
    設定を活かす形で、
    急遽作ったのかな、
    と勝手に想像とかしていましたね。

    そんなこんなで、
    予告を見た時に、
    あまりにも想像していたのとイメージが違っていたので、
    映画館に行くこともなく、
    かなり後になってから見た作品ですね。

    それこそ、
    本当に、
    見る機会もあったし、
    DVDも持っていたのに、
    かなりたってから見たという感じです。

    内容は、
    タイトルにもなっているバビロンの黄金を求めてのお話になります。

    キャラクターデザインも演出も、
    全体的に、
    コミカルに仕上げられています。

    子どもも楽しめるといった感じですね。

    未だに、
    劇場作品の中では、
    アチキの中で一番、
    イマイチな作品って感じです。










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    ルパン三世 GREEN vs RED 【OVA】

    オリジナルビデオアニメの第三弾ですね。

    作品のカウント数については、
    前回の第二弾で書いているので、
    ここでは割愛します。

    さて、
    内容ですが、
    いかにもオリジナルビデオアニメらしい実験的な作品だなーと。

    セルフパロディに近いのではないかな。

    すごくシリアスに展開させているけど、
    おちゃらけている部分を隠すために、
    必要以上にシリアスにしている感じをうけたな。

    さて、
    物語は、
    世界中にいるルパン三世が、
    実は全て偽物ではないかという話。

    まっ、
    今までの作品のキャラクターデザインが違うのをうまく利用したネタにしています。

    そして、
    代表的な赤ジャケットの緑ジャケットのルパンの対決。

    ルパンであることに対して、
    本物か偽物なのか、
    と言う真剣に語っているようで、
    偽物の存在を認めているところで、
    既にこの物語の趣旨は、
    パロディになってしまっているな、と。

    そんなことで、
    ルパンらしいお宝を狙う話がないのかというと、
    そんなことはありません。

    しっかりとお宝を狙います。

    そして、
    そのお宝をどちらが盗み出せるのかを競うという展開ですね。

    どうせなら、
    本物偽物と言う事ではなくて、
    ルパンがルパンを盗むという所から、
    物語を紡いで欲しかったな。

    アチキならそうする。





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    ルパン三世 生きていた魔術師 【OVA】

    ルパン三世のオリジナルビデオアニメとしては、
    二作目になります。

    一作目は、
    色々と物議というか、
    思い切った試みがされた「風魔一族の陰謀」と言う事になっていますが、
    アチキ的には、
    「風魔一族の陰謀」は映画として見に行ったので、
    OVAという企画で制作されたと知ったのは、
    随分後になってからですね。

    なので、
    このブログでは、
    「風魔一族の陰謀」は、
    映画として扱われると思います。

    まだこれを描いている時点では、
    ネタにしていないので。

    さて、
    「ルパン三世 生きていた魔術師」ですが、
    もう、
    ルパン三世で魔術師と言えば、
    パイカル、
    と思い浮かべるのですが、
    テレビシリーズでは、
    死んでいます。

    なので、
    どうなのかな、
    と思っていたわけですが、
    まぁ、
    テレビシリーズでも死体を表現していないので、
    いつか必ず出てくるキャラクターだと思っていたので、
    遂に出てきたか、
    と言うのがアチキの感想でしたね。

    当時のパイカルの声優は、
    江角英明氏でしたが、
    今回は、
    野沢那智氏になっています。

    野沢那智氏も悪くなかったですよ。

    さて、
    物語は、
    当然というか、
    パイカルがルパンに復讐するという流れになりますが、
    一応、
    「天球の水晶」というお宝を巡っての話になります。

    なのですが、
    テレビシリーズの時もそうでしたが、
    今回も、
    その流れからなのか、
    銭形警部が基本的に登場しません。

    まぁ、
    尺の問題もあったのかもしれませんが、
    ここは、
    敢えて出さなかったという感じですかね。

    そう言う意味では、
    テレビシリーズのエピソードに敬意を払っているのかもしれません。





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    ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜 【アニメ】

    TVスペシャル23作目ですね。

    実は、
    TVスペシャルとしては、
    24作目似るのですが、
    シリーズ?として外れているは、
    スペシャルのスペシャルみたいな作品「ルパン三世VS名探偵コナン」があるからですね。

    ネタにしていますが、
    「ルパン三世VS名探偵コナン」は良くできていましたね。

    そのおかげか知りませんが、
    「ルパン三世VS名探偵コナン」の二作目は、
    劇場公開ですからね。

    さて、
    話はずれましたが、
    「ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜」ですね。

    東方見聞録と言えば、
    マルコ・ポーロ。

    まぁ、
    当たり前ですが、
    知っている人は知っているし、
    知らない人は知らない。

    ので、
    有名な書物と言っても駄目でしょうね。

    誰もが知っている有名な書物と表記できるのは、
    聖書くらいですか。

    さて、
    その東方見聞録に、
    新たなページがあることが発覚。

    そのページには、
    財宝のありかが記されていると。

    で、
    ルパンはそれを狙って動き出すのですが、
    今回は、
    ルパン視点と、
    日本の平泉にいる五ェ門視点の話が並行して進んでいきます。

    いずれ、
    二つは合流するのだろうな、
    と言う事で、
    どのタイミングでどのようにと言うのが、
    興味津々で楽しめます。

    このところルパン三世でも突飛なネタが多かったのですが、
    今回は、
    そこまでとんがっていないぞ、
    という感じのネタが良かったですね。


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    正雪記 【小説】

    正雪(しょうせつ)。
    そうです。
    由井正雪です。

    影の軍団にも出ていた正雪です。

    でも今回は、山本周五郎著「正雪記」です。

    基本的には、正雪の若いときの話がメインです。
    謀略家、策士家になる前の話がメインです。

    正雪のことをあまり知らなくても、
    いや中途半端に知っている人よりは、
    全く知らない人の方がかえって楽しく読めます。

    もともと山本周五郎は、
    人情劇が得意で、基本的には時代物が得意の作家です。

    そんな、作家の作品ですから正雪もかっこよく綺麗に書かれています。
    歴史的な事象は、あまり詳しく書かれていないので、
    その辺を期待する歴史好きには物足りないかもしれません。

    でもエンタテインメントして読む人には、
    サイコーにおもろいです。

    実は、正雪という人物には、
    とっても謎が多く、
    ヒトラーのように、少年時代、青年時代、成人時代と人格形成が謎なのです。

    なんで、あんな悪代官のようになってしまったのが、
    まぁ、推測は出来ても確実ではないのよね。

    その辺が、作家としての腕の見せ所で、
    物語を楽しくさせるんだけどね。

    正雪記は、そこんところがとってもエエです。
    幻想小説のように、物語を創り上げているのです。

    もちろん山本周五郎お得意のラブロマンスもアリアリです。
    基本的には、ここがこの「正雪記」のミソなんですけどね。

    ホント、せつなくて良い感じなんですわ。

    ヘタな恋愛モノなんかよりもずっと素敵です。

    もちろん、「正雪記」のおもしろさはそれだけではないですけど。

    ちょっと不思議な正雪の物語が読みたくなったらぜひ「正雪記」を。

    読み応えたっぷりですから。


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    タクティクスオウガ 【セガサターン版】

    本当はタイトルを「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」としたかった。

    すごいタイトルになるよねぇ。

    このタイトルを見て今回の内容を当てた人は、マニアでしょう。

    ねぇ。

    「ひとりよがり」の読者には絶対いませんねぇ。

    先程のタイトルは「タクティクスオウガ」というゲームのカオス編の第三章のタイトルなのです。

    すごいタイトルですねぇ。

    このゲームのタイトルはとっても素敵です。

    カオス編。
    第一章 僕にその手を汚せというのか
    第二章 思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから
    第三章 駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚
    第四章 手をとりあって

    ロウ編。
    第一章と四章は同じタイトルで、
    第二章 誰も僕を責めることはできない
    第三章 欺き欺かれて

    そしてニュートラル編には「すくいきれないもの」なんていうタイトルがあるのです。

    で、「タクティクスオウガ」ですが、
    コレはシミュレーションロールプレイングゲームです。
    シミュレーションとロールプレイングの要素が合体したゲームです。
    有名なのは任天堂の「ファイヤーエンブレム」シリーズなんかあります。

    な~~んか、難しそうと思っている方、正解です。
    難しいです。
    初心者には、チト辛いです。
    でもロールプレイングゲームをやったことがある人なら大丈夫。

    で、「タクティクスオウガ」ですが、
    ゲームタイトルと章のタイトルだけではどんな内容か分からないと思うので、
    かる~~~く説明を。

    オウガバトルサガ。
    ある世界の歴史を語るシリーズのゲームとしては、第二弾にあたるのが「タクティクスオウガ」です。
    第一弾は「伝説のオウガバトル」です。
    オウガバトルサガとしてはエピソード7なんですよ。

    そしてこの壮大なストーリーの主人公の名は「デニム」。
    主人公の姉「カチュア」。
    主人公の友人「ヴァイス」。
    この三人を主軸に物語は語られていきます。

    ヴァレリア島の民族紛争。
    まぁ、中世ヨーロッパの戦乱時代の感じかな。
    主人公たちは、ウォルスタ人をいじめるガルガスタン王国を倒すために港町(田舎)ゴリアテを拠点にゲリラ活動をおこなっていく。
    その後「ゴリアテの英雄」なんて呼ばれたりするのは主人公の常でしょう。

    そして、紆余曲折の末ヴァレリア島を統一するというお話です。

    ゲームとしては、この紆余曲折の部分が根幹になって来るんですよ。
    カオス(混沌)編、ロウ(法)編、ニュートラル(中立)編となっていますが、
    コレは主人公イコールプレイヤーの選択次第で変化していくのです。

    そして、冒頭の方で説明した各章のタイトルは、
    主人公デニムの状況ないしは心情が現れているタイトルなのです。

    すごいですよ、このゲームは。
    何しろストーリーが良くできている。
    ゲームが文化だ、映画を越えるエンタテインメントだ(いいすぎか。映画並の表現力か)なんていって騒いでいるのに大人が満足できるストーリーなんてほとんどないのが現状。
    どこぞの300万本売っているソフトメーカーの物語がサイコーなんていっている人は、
    ちょっとかわいそうです。

    このゲームをプレイしている最中は、夢中でしたね。
    ストーリーも戦闘シーンも良くできている。
    何しろ人物描写がよく描けている。
    デニムと姉のカチュアとの確執、離反するシーンや、
    その後に来る死別ないしは、帯同するシーンなんて良くできています。

    そのシーンだけがいいのではないのです。

    それまでの描写が、うまいのです。
    弟思いの姉の心情を少ない言葉でうまく表現しているのです。
    だからこそ、ただのシーンが名シーンになり得るのです。

    まぁ、実の姉弟ではないおちなんかも存在しますが。

    ストーリーもそうですが、グラフィックもエエです。
    ストーリー、グラフィック、ミュージック、全てが高い次元で融合され、
    オウガバトルの世界を表現している。
    コレは映画でもなかなか出来ないことを、
    いとも簡単にやっているように見えるところがすごい。

    ゲーム的なことをいうと、シミュレーションのバランスもいいし、操作性もいい。
    もともとスーパーファミコンのゲームとはとても思えないです。

    私は、セガサターンでこのゲームをプレイしたのですが、
    キャスティングも違和感がないくらいはまっています。

    300万本売れる会社のゲームを5800円だして買うくらいなら、
    私は「タクティクスオウガ」を薦めちゃいます。

    タクティクスオウガには、しっかりとした世界が存在する。
    ビジュアルが綺麗で細部まで描かれている事ではない、
    世界とは人が(生物が)生きて生活していることである。

    それを見るものに感じさせることが出来るのは、
    やっぱりすごいことだと思う。

    プレイしたことのある人の評価は、一様に高い。
    残念なのは、知名度が低く手にとってプレイした人が少ないこと。
    そして、ゲームであったこと。

    別の表現媒体で見てみたい気にさせるゲームは、本当に珍しい。
    あっ、でも小説はいいや。
    だったら自分でプレイしたのを、
    小説風に「シーマンの観察日記」みたいにして書いた方が全然いいね。








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    ブレードランナー 完全版 【1982年製作:映画】

    完全版というからには、
    完全版じゃないのがあります。

    詳しくいうと日本劇場公開時の「ブレードランナー」。

    そして、
    ビデオになったアメリカ公開時の「ブレードランナー」。

    そして、
    数年後に公開された「ブレードランナー ディレクターズカット 最終版」。

    で、
    今回は日本公開時のにしようかと思ったんですけど、
    次に「完全版」を書くときに書くネタがなさそうなので止めました。

    そのくらい微妙なんですよね。

    で、ディレクターズカットは、
    書くことがあるので、
    次回にでもとっとこうかと思っております。

    「ブレードランナー」の監督は、
    リドリー・スコットです。

    「エイリアン」の監督として有名になり、
    「ブレードランナー」で地位を確立した造りコミの王者です。

    完全主義のスタンリー・キューブリックとはちょっと違います。

    言葉を換えるなら「ガジェットの王様」かな。

    「デリカテッセン」「ロストチルドレン」を監督したジャン=ピエール・ジュネも「ガジェットの王様」ですので、
    見比べてみるとよく分かると思います。

    このことは、
    またいずれ詳しく書こうと思っております。

    原作は、
    以前紹介したフィリップ・K・ディック著「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。

    基本的な設定は、
    原作通りです。

    表現の手法と、
    エンタテインメント性の差を感じます。

    言い換えれば、
    よくぞここまで原作を無視して作れたものだと思います。

    コレは、
    リドリー・スコットだから出来たことです。

    原作において、
    主人公のデッカードは、
    めちゃくちゃ悩みます。

    まさに苦悩する男です。

    本物か偽物か。

    基本的にはそのことについて悩みます。

    そして、
    ラストでは、
    荒野の中で「本物」の蛙を見つけて救済されるのです。
    (蛙は「偽物」であることが判明して、結果、気持ちの整理がつくといった感じです)

    さてさて、
    映画の話。

    劇場公開時と完全版の差違は、
    バイオレンスな部分のあるなしなので、
    ほとんどないと言っていいでしょう。

    初めてこの映画を見たときはショックでしたねぇ。

    渋谷パンテオンだっとおもうけど、
    続けて2回観ちゃいました。

    「こんな映画観たことない」と感動した私は、
    きっと大ヒットしているものとばかり思っていましたよ。

    でも全然だめだったんですよねぇ。

    興行的には。

    おかげでカルト映画の仲間入りしてしまったのです。

    うれしいやら悲しいやら。

    客観的に見て、
    一般受けするとも思えないけどね。

    そして、
    公開時に様々な議論をよんだラストシーン。

    酸性雨降りしきる世界から突如として緑あふれる世界への愛の逃避行。

    なんであんな「ハッピーエンド」なんだと。

    四年の寿命しかないレプリカントの女性を連れて逃げるデッカード。

    ここでデッカードは「彼女には寿命がない」と告白する。

    人間であって人間ではない、
    人間以上の存在。

    レプリカント。

    彼らは、
    その優秀な電子頭脳によって、
    四年以上生活していると「感情」が芽生えてくる。

    「感情」をもったロボットは、
    それも人間そっくりのロボットは「人間」なのではないか。

    そのために人間はレプリカントに四年という寿命を設定した。

    とまぁ、
    こういうことで、
    二人の愛の逃避行は、
    人類の新たなる創世記「アダムとイヴ」の存在になったわけである。

    あまりにも強烈なラストのために、
    それまでの話はぶっ飛んでしまい、
    このラストで語りたかったメッセージはビデオで何度も見ている内に初めて理解できたような気がした。
    (監督は嫌がったらしいけど、プロデューサーがいれろと言ったとか言わなかったとか……)


    話が前後するけど、
    「ブレードランナー」のすごいところは大きく二つあって。

    まずはじめに「世界観」。

    今でこそ当たり前になった荒廃した未来をあそこまで完璧に映像表現した作品は、
    それまでは存在しなかった。

    次に「ディックの作品を初めてちゃんとした映画」にした。

    これはすごいことですよ。

    ホント。

    ちなみに誰もが知っているレベルで話をすると「トータルリコール」も原作はディックだけど、
    だけど、、、、、。

    まぁ、
    ええか。

    とにかく今見ても古くささを感じないのはすごいことだと思う。

    あの「スターウォーズ」ですらオリジナルは、
    やっぱりちょっと、という感じだからね。

    スピナーのワイヤーが見えようとも、
    ビルがおもちゃに見えようとも、
    写真スキャナーがビデオによる演出だろうと、
    街のガヤが同じ内容のリピートだろうとも、
    そんなことは関係ないのである。

    80年代におきたSF界のブーム「サイバーパンク」。

    「ブレードランナー」は、
    そんな中のシンボル的な存在であったのは確かである。

    そう「ブレードランナー」がなければ「マトリックス」も生まれてこなかったのである。

    未だに「ブレードランナー」を越えるSF映画がないのは、
    ちょっと悲しいけど。










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