アルファルファ作戦 【小説】

    いつものように何の脈絡もなく、ネタが決まる。

    今日も、たまには小説ネタでも書こうと思ったわけで。

    アン・マキャフリィのネタにしようかなぁ、
    なんて思っていたけど、
    それも何かなぁ、
    と思って本棚にある本を無作為に一冊取ってきたらコレになった。

    そう筒井康隆氏の小説。

    みんなが知っている「時をかける少女」でも「家族八景」でも「富豪刑事」でもないわけで、
    他にもいろいろと良質な作品がある筒井氏の中から選んだとはとても思えないわけで、
    それはそれでとっても「ひとりよがり」らしいと思うので「アルファルファ作戦」に何の違和感もなく取り組むのでした。

    さて、筒井氏は、長編も面白いけど、
    ピリリとした短編の方が、
    私のイメージしている筒井氏にピッタリしているような気がするのです。

    そして、やっぱり大人の小説なわけです。

    シニカルな話がサイコーに素敵です。

    この短編集も表題のSFらしい内容のものよりも、
    その後のいくつかの短編の方が普通の方にはうけるのではないかと思うのです。

    単純にイメージの問題です。

    「アルファルファ作戦」がつまらないと言っているわけではないのです。

    ごく少数の老人しか住んでいない地球に蜘蛛型の宇宙人がせめてきた話より、
    某国民放送局をネタにした話の方が、
    イメージが分かりやすいでしょ。

    それとか、痴漢にされた哀れなサラリーマンの話とか全ての空間と時間がねじれた世界の話とか、
    一粒で一年寿命が延びる薬をもらった男の話とか、
    人口超過でパンクしてしまった地球の話とか、
    学生運動の大学対予備校の話とか、
    どれもコレもピリリとした読後感を与えてくれる良作ばかりです。

    どれか一つお気に入りを上げろと言うと、
    結構悩んでしまうほどです。

    消去法でしか、選べないという何とも贅沢な短編集です。

    個人的には、業界に片足を突っ込んでいるので某国民放送局の話なんか、
    途中で気持ち悪くなる表現があったもののなかなかイケてますし、
    痴漢にされてしまった哀れなサラリーマンの話は、
    男なら誰もが戦々恐々とするでしょうし、
    さすが筒井氏と思えるのはこの本の最後に収録されている「色眼鏡の狂詩曲」なんかはとってもいいです。

    まぁ、とりあえずは、
    短編ですし、暇つぶしにちょうどいい本の厚さですし、
    たぶん今でも比較的簡単に手にはいると思うし、
    ちょっとピンとくるモノがあったら探してみてください。

    おもしろいですよ、ホント。





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    テーマ : SF小説
    ジャンル : 本・雑誌

    tag : SF 筒井康隆

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