妖女サイベルの呼び声 【小説】

    世界幻想文学賞受賞作品。
    と言うことで読んだわけではないのですが。

    中学生の頃、剣と魔法の世界にあこがれまして、
    マイクル・ムアコックやロバート・E・ハワードを読みあさり、
    他に読むモノはないかと探しているときに出会った小説です。

    当時は、今のようにファンタジー系の小説なんてほとんどありませんでした。

    SFよりも少なかったですからね。

    その中で、やはり頼りになったのはハヤカワ文庫でした。

    そのハヤカワ文庫の中でファンタジーを扱っていたのが、
    ハヤカワ文庫FTで、その栄えある一冊目がこの小説「妖女サイベルの呼び声」だったわけです。

    とりあえずファンタジーで、なんとなく魔法が出てくるみたいだし、
    読んでみようかなぁ。

    って感じで読み始めたんですけど、
    ちょーーーーおもしろかったです。

    「妖女」なんてタイトルだから、
    とんでもない魔女のようなおばさんが出てくるのかと思っていたのですが、
    心美しいキレイな女性が主人公で、
    それだけでなくハラハラドキドキの展開。

    といっても冒険活劇ではないので、
    そういう意味でのハラハラドキドキは期待しないように。

    王位継承権にまつわる争いに巻き込まれて、
    今後どうなってしまうの、
    みたいなハラハラドキドキです。

    恋愛要素なんかもありますが、
    作者が女性で主人公も女性ですから、
    ちょっとロマンチックすぎる感じもしなくはないですけど、
    とても情景描写とかがキレイで、
    それまで読んでいた剣と魔法の世界とはまったくちがった、
    ファンタジーとか幻想という言葉がよく似合う小説です。

    一番印象的なのは、
    主人公のサイベルが描く心像風景かな。

    湖に白鳥のイメージが実に神秘的に表現されていて、
    女性作家ならではの描写だなぁ、
    と思いましたね。

    この小説を切っ掛けに、
    剣と魔法から純粋なファンタジーへと興味の範囲が広がったのも確かですね。

    この後に、あの「指輪物語」にも手を出したり、
    ゲド戦記にも手を出したり、
    ナルニア国物語にも手を出したり、
    「はてしないも物語」にも手を出したり、
    と、どんどん読むモノが増えていきましたねぇ。

    ファンタジーの入門書とまではいきませんが、
    今まであまりおもしろい本に当たったことがない人などは、
    一度読んでみるのも良いかもしれません。

    「指輪物語」を挫折した人なんかはもってこいかも。





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    テーマ : ファンタジー・ホラー
    ジャンル : 本・雑誌

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